日本を代表するワイン生産地・北海道余市町。2014年にこの地に誕生したカルディコーヒーファームのグループ会社・キャメルファームワイナリーは、総面積16.2ヘクタールという広大な土地を活かし、余市のテロワールとブドウの品種を活かした日本ならではの純国産ワインを製造しています。
そんなキャメルファームワイナリーの2023ヴィンテージワイン5種が2024年9月から販売スタート。9月にキャメルファームワイナリーへ研修に訪れたばかりというカルディコーヒーファーム長崎浜町店の田中栞さんに、その魅力を熱く語っていただきました。
余市は本当に自然が豊かなでキャメルファームワイナリーの広大な敷地には垣根仕立てのブドウ畑が広がっています。1980年代からブドウ栽培を行ってきた農家の方から技術と知恵を受け継いだ景色を眺めながら、「ここで国産ワインが作られているんだ…」と心に感動が湧き上がってきましたね。
はい。できる限り自然に近い環境になるように減農薬で栽培し、収穫時は約13ヘクタールの畑に実った果実を手作業で収獲。ひと房ひと房ていねいに摘み取った上質なブドウはすぐに運ばれてプレス。イタリアの伝統的製法と最新技術を備えた醸造所で、世界に挑戦できる国産ワイン造りを行っているんですよ。
スパークリング白ワイン「ケルナー ブリュット 2023」です。その特徴はりんごのようなフレッシュさ、白桃のような甘さ、ミントのような爽やかさを併せ持つ豊かな香り。持続性のあるきめ細やかな泡立ち、心地良い酸味の余韻のある上質な味わいは、野菜・魚介の天ぷらや白身魚のソテーなどにぴったりですよ。
厳密な温度管理とシャルマタンクを使用して醸造された「ケルナー ブリュット 2023」。ブドウの品種の個性が前面に出た香り豊かでフルーティーな仕上がりはジャパン・ワイン・チャレンジ2023でも高く評価され、最優秀日本スパークリングワイン大賞など3つの賞を受賞しているんですよ。
こちらはフレッシュで心地良い甘さのロゼスパークリングとなっています。ストロベリー、オレンジなどの柑橘類、キャンディーなどのフルーツが混ざり合ったような多彩で華やかな香りが特徴。サーモンピンクの色合いもチャーミングで、生春巻きやエビの小籠包、フルーツサンドなどと相性の良い日本ワインです。
フレッシュな酸味とミネラル感を味わえる「ケルナー2023(白)」、フレンチオーク樽で6ヶ月熟成させた「ピノ・ノワール スペシャルセレクション2023(赤)」、エレガントな味わいの「ピノ・ノワール 2023 フジモトヴィンヤード(赤)」…。ハロウィンやクリスマス、年末年始などにも最適なワインなので、ぜひ手に取っていただけたら嬉しいです。
こだわりのオリジナルコーヒー豆30種をはじめ、見ているだけで楽しくなるような世界各国の珍しい食材やお菓子、ワイン、チーズ、スパイスなどが所狭しと並んでいます。
店頭でサービスをしているオリジナルブレンドのコーヒーを飲みながら世界の食材巡りの旅をお楽しみ下さい。